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宮益坂再開発について考える会の設立経緯

「再開発」の当事者になるまで「再開発」という言葉は、前向きな言葉だと考えていました。
古いものが新しくなり、便利になるということは一般的に正しいケースが多く、且つ歴史的にみても変化をしていくことは必要なことであると考えていました。

実際に「再開発」の当事者となり、計画に関する資料を見てきましたが、前向きに考えるべきであるという考えが現時点で大きく揺らいでいます。

色々な理由が考えられますが、一番は開示された資料を見て全容を理解できないからです。以前までは、本「再開発」には著名な企業が携わっている為、素人が口をだすべきではないと考えてきました。その内適切なタイミングで必要な情報が開示されるだろうと思っていたからです。しかしながら、先日都市計画決定も出たと伺いましたし、2023年5月時点において不安を解消することができていません。現状、時間経過とともに不安が募っています。

実際、「再開発」の候補地域になってからは、様々な知人に相談をしてきました。
ほぼ全ての人から「良かったね」、「おめでとう」等の前向きな発言を頂きました。「再開発って儲かるんじゃないの」「建物が新しくなるんでしょ」「お金をかけなくていいんでしょ」と知人は言っていました。自分がイメージしていた再開発の情報と同様であったにもかかわらず、当事者である自分は、具体的に説明できなくてもどかしさを感じていたのです。

重要な意思決定をしていく上で大切な事は、「理解できないことはやらない」「理解できるように最善を尽くす」ことだと考えています。現状の不安を解消するため、理解する為に最善を尽くし行動をすること必要と考えてこの会を立ち上げることに決めました。

他の地権者の方は、「再開発」をどのように考えているのでしょうか。個別で相談もさせていただき、異なる状況における意見を聞くことによって新しい発見もありました。会のメンバーと情報共有をしながら全地権者が「再開発」について深く理解をすると共に各自が後悔しないような決断ができればと考えています。

尚、現時点の理解として以下2つは、確定しています。

「再開発」は、一度実行されてしまうと二度と元に戻せない。
「再開発」は、地権者全員で資産を投資して行う共同事業である。

「再開発」は、投資をする以上今より優れたものにする為に行われるべきだと考えます。元に戻れない一方通行の判断である為、全ての地権者が正しく本「再開発」を理解すると共に自ら大きな投資をする事業だということで興味をもつべきだと考えます
それらの助力ができるように「宮益坂再開発について勉強する会」としてこれから皆様に情報配信をしていきたいと考えます。

問い合わせ先

宮益坂再開発について勉強する会
https://miyamasuzaka-redevelopment.com/
info@miyamasuzaka-redevelopment.com

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